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除毛トラブル!トラブルの原因は?オススメの回避方法はこれ!

ムダ毛ケア正しい方法

ふじママ

カミソリやシェーバー、除毛剤での除毛経験、皆さんあるのではないでしょうか?簡単に今生えている毛を取り除けるため小学生から利用しているお子さんも多いはず。

いま生えてるムダ毛なくすには一番早いよね。脱毛や抑毛はすぐに効果が出るまで時間がかかるしね。

目次

除毛とは

言葉の通り「肌の表面の毛を取り除くこと」
カミソリやシェーバーで毛を剃る方法、ジェルやクリームなどの薬剤で毛を溶かす方法、除毛機で毛を焼き切る方法があります。比較的簡単ですぐに毛を取り除くことができます。ですが、2~3日で毛が伸びてきてしまうため持続効果がありません。また除毛の際、肌を傷つけたり、ダメージを負わせてしまうデメリットもあります。

除毛の種類

カミソリやシェーバーを使った除毛
石けんやシェービングクリームなどを使用しカミソリでムダ毛をそり落とします。シェーバーはそのまま肌に当てムダ毛を刈り取ります。

除毛クリームを使った除毛
除毛用のクリームや泡、ジェルをムダ毛の気になる肌に塗り、溶けた毛を拭き取る方法です。

除毛器を使った除毛
除毛器を使用し熱せられた細いワイヤーで毛を焼き、毛を取り除く方法。やけどのリスクもあり、毛の根元が残りやすく、除去時に毛を焼く匂いが強いです。今はほぼ見かけなくなりました。正直オススメしません。

3大除毛トラブル

ふじママ

除毛は手軽にムダ毛をケアできる反面、トラブルも多いんです。

①肌荒れ
過剰な除毛や前後のケア不足、肌に合っていない除毛剤の使用で肌が炎症を起こしている状態。

②埋没毛
ケアで肌が傷つくと、肌は傷を治そうとします。この時にしっかりと治せれば問題ないのですが治しきる前にまた傷つく→治す→傷つくを繰返すとだんだん正常に治せなくなり、肌は防御するため角質が厚くなってきます。厚くなった角質は毛穴をふさぎ外に伸びてくるはずの毛は肌の中に伸びていってしまいます。これが埋没毛です。

③色素沈着
肌は炎症や刺激を繰り返されると肌のターンオーバーサイクルが正常に保てなくなり、排出されるはずのメラニンが肌にとどまってしまいます。こうなると肌は黒ずんでしまいます。一度色素沈着を起こすときれいにもどるまで時間がかかります。程度によってはとれずに残ることもあります。

何でこんなことが起きるの?

ふじママ

肌がデリケートだったり、ケアが不十分だったり…
過剰な除毛ケアも原因になるんです。

カミソリなどで毛を除去する際、肌の角質層までそぎ落ちます。角質の厚い大人なら余計な角質もとれて肌が柔らかくなる効果もあるのですが、子どもの場合必要な角質までとれてしまうのです。角質は肌のバリアでもあるため、必要な分の角質が無くなってしまうと肌の水分は保てなくなり、乾燥しカサカサに。カサカサな肌はノーバリケード状態のためとても弱く少しの刺激で炎症をおこしやすくなります。繰り返し炎症を起こすことで色素沈着にもなってしまいます。肌のターンオーバーもおかしくなり、今度は過剰に肌を守るため角質が厚くなり埋没毛の原因にもなります。

カミソリの扱いにも十分注意が必要で、カミソリでけがをするリスクもあります。繰り返し使用したカミソリは雑菌がたまりやすく、切れも悪くなります。雑菌がついたカミソリを使用すると炎症の原因となります。また使用時に石けんやクリームなどで肌を保護しないと角質が過剰の除去され、肌への負担はとても大きくなります。

除毛剤はカミソリと違って肌を傷つけにくい方法です。しかし使うのは薬剤。毛が十分に溶けず、きれいに除毛できなかったらといって長時間薬剤を使用すると肌は炎症を起こします。そもそも薬剤が肌に合わない場合も炎症をおこす原因になります。

除毛のトラブル回避方法

カミソリを使用するときは適切な頻度と程度を守ることが大切です。ついついきれいに1本残らずケアをしたくなりますがカミソリは毛を剃るときに肌の角質層まで除去してしまいます。同じ部位を繰り返し剃ることで肌の角質はどんどん傷ついてしまいます。また深く剃ろうと力を入れるとけがをします。せっかく肌をきれいにするためにケアをしているのに逆に肌を傷つけてしまったら意味がありません。ケア時は肌に負担がかからないように石けんやシェービングクリーム等で肌の負担を減らしましょう。
シェーバーも同様です。カミソリに比べ肌を傷つけるリスクは低いですが、頻回にケアをすればその分肌の負担は大きくなります。週に1回、多くても2回までにしましょう。

カミソリは使い慣れていないとけがのもとです。できれば小学生の使用は避けた方が無難です。

除毛剤を使用するときは必ずパッチテストを行ってください。除毛剤には「子どもOK」や「敏感肌用」など、低刺激なものもたくさんあります。ただし「低刺激」=「肌荒れをしない」というわけではありません。自分の、子どもの肌に合っているか、必ず行ってください。また使用頻度は週に1回程度に抑えておきましょう。

そして共通して大切なこと
日焼けした時はケアは控えること。日焼けは軽いやけどです。肌は炎症を起こしているときにケアをするといつも起こさない肌トラブルを起こします。
ケア前後の保湿は絶対。除毛ケアは程度の差はありますが肌に必ず負担を与えます。ケア前に保湿をしっかり行い、肌が元気な状態にしてからケアを行いましょう。またケア後は肌にダメージを負っている状態です。しっかりと保湿し肌の回復を助けましょう。

パッチテストの方法…少量の薬剤を肌に塗り、肌は炎症などを起こさないか確認します。

除毛トラブル対処法

肌を休めること
これはどのトラブル時も必要になります。傷んだ肌に除毛ケアは追い打ちになります。必ず肌はやすめましょう。

埋没毛
肌のターンオーバーに任せて自然治癒することもあります。が、そこにばい菌が入ると炎症を起こし毛嚢炎やニキビになることもあります。埋没毛の周囲が赤くなっているときはすでに炎症を起こしているため皮膚科に受診をおすすめします。ついつい自分で抜きたくなりますが自分で処置しようとすると悪化の原因になります。

皮膚炎
肌の表面がなめらかでうっすら赤い、ヒリヒリしている程度なら冷やす&保湿で様子を見ても大丈夫です。(このときに使用する保湿がワセリンなどシンプルなものがオススメ)ただし、肌の表面がボコボコしている炎症は悪化リスクが高いので皮膚科受診をおすすめします。皮膚炎が長期化すると色素沈着を起こすので早めの対応が必須です。

色素沈着
色素沈着はメラニンの過剰蓄積です。過剰なメラニンを排出すればいいのです。ですが、これが大変時間がかかるのです。傷つくのは一瞬ですが治すには何倍もの時間がかかります。色素沈着を起こす前に対処してください。

もし色素沈着を起こしてしまったらまずは肌をやすめてください。紫外線や摩擦刺激は避けます。それからバリア機能が落ちた肌をしっかり保湿して守ります。こうすることでまず悪化を防ぎます。次にメラニンの排出をするのですが、メラニンを排出するには肌のターンオーバーを正常にする必要があります。ターンオーバーを正常にするには肌への栄養補給が十分に行われなければいけません。血流を良くし、バランスのとれた食事が必要になります。たばこは厳禁です。それでも自己治癒では改善できないことが多いため、医療の力を借りましょう。

肌ケアにはリスクがつきものなんだね。

ふじママ

そうなんです。きれいを保つには除毛だけではだめなんです。前後のケアは必須なんです。

まとめ

  • 除毛とは肌の表面に生えている毛を取り除くこと
  • 除毛には毛を剃る・溶かす・焼く方法がある
  • 除毛のトラブルのほとんどが皮膚の炎症が原因
  • 除毛トラブル回避するには前後の肌ケアとパッチテスト
  • 除毛トラブルが起こったらひどくなる前に肌ケア、だめなら皮膚科へ
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