子どもって悩みがなさそう…って思うけど、実はたくさんの悩みを抱えているんです。中でもムダ毛を悩んでいる子どもたちが非常に多いんです。
子どもってムダ毛生えるの?毛が生えるのは大人になってからじゃないの?
体毛は思春期を迎えた頃から濃くなる傾向にありますが、実は体毛自体は子どもの頃から生えているんです。
子どもの容姿の悩みランキング
小学生
第1位 ムダ毛
第2位 髪(くせ、髪色他)
第3位 体型
中学生
第1位 肌
第2位 ムダ毛
第3位 髪(くせ、髪色他)
このようにムダ毛の悩みを抱えている子どもたちが増えているんです。
その背景にはメディアの影響が大きいとされています。
いつの時代もムダ毛には悩まされますね。
子どもたちがムダ毛を気にするには理由があるんです。
スマホやタブレットからの映像影響
子どもが当たり前のように目にしているメディアに写るアイドルやキャラクターはどれもつるつるお肌。ムダ毛が描かれているキャラクターは主人公ではなくモブとして描かれていることがほとんどです。
主人公はつるつる。モブはもさもさ。
そんな関係性を見ていたら当然自分の肌も気になりますよね。
ムダ毛が気になるのも当たり前流れではないでしょうか?
でも、小学生のうちからムダ毛なんて生えてるの?
子どもはつるつるじゃないの?
そんなことはありません!ふじママも小さなことからムダ毛には悩まされてきました!
一般的に体毛(ムダ毛)が濃くなってくるのは第二次性徴期頃。10~15歳ごろといわれています。この時期は身長もぐっと伸びますし、いわゆる女性らしい、男性らしいといわれる体つきになってきます。これは成長ホルモンの分泌が増えるからなんです。なのでこの時期の変化は著しいためムダ毛も目立つ様になるのです。ただ生まれたばかりの赤ちゃんは防衛機能のため毛深く生まれる子もいます。特に小さく産まれた子はその特徴が出やすいです。この防衛機能様のムダ毛は3歳くらいまでに薄くなり、なくなります。
じゃあ何で子どもでも毛深かったり大人でもムダ毛がないひとがいるの?
それには逃げられない宿命があるのです…
ムダ毛は親の遺伝
体毛の多さは遺伝します。もちろん後天的なストレスや生活環境、病気が原因で毛深くなることもあります。
しかし両親どちらかが毛深ければ子どもも毛深くなる可能性は非常に高いです。
だからこそ、ムダ毛が気になるお子さんの親も、子どものムダ毛を気にする方は多いです。
自分も悩み、ムダ毛をなくそうと試行錯誤してきたと思いますので。
つらい現実です…。ムダ毛なんてこの世からなくなればいいのに…。
でもなんで毛が生えるの?いらないならはじめから生えてこなきゃいいのに。
それはムダ毛には大切な役割があるのです。
ムダ毛の役割
そもそもムダ毛とは
そもそもムダ毛とは、「生えていることに価値を感じない毛」のこと。
つまりムダ毛の定義は人それぞれなのです。
もさもさでも価値があると感じればそれはムダ毛ではありません。またつるすべ肌でもたった一本の毛が価値がないと思えばそれはムダ毛なのです。
そもそもなぜ毛は生えるのでしょうか?
実は重要なムダ毛
①体温管理
→寒いときは立毛筋をきゅっと収縮させ毛を立たせ、熱が奪われないようにしています。逆に暑いときは、毛穴を開いて熱を逃がし、汗をだし、体温を下げています。
②刺激の防御
→擦れや摩擦から体を守る、紫外線など目に見えない刺激からも肌を守っています。体毛を剃ってしまうと体の防御機能が落ち手しまうので外部刺激には敏感になってしまいます。
③毛からの感覚感知
→体毛には、感覚の感知という役割もあります。毛に何かが触れることで変化に気付き、避けたり追い払ったりといった動作を起こしやすくなります。
髪の毛は頭を守りますし、鼻毛は、ちりやほこり、ウイルスなどが体内に侵入させないようにする頼もしいガードマン。まゆげはたれてくる汗から目を守りますし、まつげはセンサーになり外から入ってくるほこりなどから目を守ってくれます。脇のすぐ内側には大きな血管が走っているの脇毛は外部刺激からのクッションにもなります。陰部は外部から体の内側に繋がるルートがあります。ここを守るのが陰毛です。
毛は重要な役割を果たしてくれているのです。毛はあるべくして体中にあるのです。
そっか、毛も大事なんだね。じゃあムダ毛はそのままにしておいた方がいいね!
そうはいきません。いやなものはいやなのです。要はムダ毛の必要性を理解した上で、対策していけばいいのです。
まとめ
- 子どもはムダ毛に悩んでいる
- メディアから受ける影響は大きい
- 体毛の濃さは親の遺伝
- ムダ毛にも大事な役割がある
- 対策をとってムダ毛ケアをすることが大切